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アンチドザ

アンチドザは、ウクライナ国の放射医療研究所が
国家プロジェクトとして開発した
内部被ばく測定器です。
安心を届けるアンチドザ、ついに日本に上陸しました。

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ホールボディカウンター(内部被爆測定器)

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元駐スイス大使 村田光平氏 からの手紙
Thursday - Dec 15, 2016
 安倍晋三内閣総理大臣殿 
平成28年12月15日
村田光平
(元駐スイス大使)

拝啓

「内 外で高まる東京五輪返上の声」と題する2016 年年頭所感で「放射能安全神話」の巻き返しによる福島隠しすら見られること、このままでは未来の世代は放射能被害の無実な犠牲者になってしまうことを指摘しました。小泉元総理の「トモダチ作戦」により放射能被害を蒙った米軍兵士救済基金の設立(既に1億円到達)は福島隠しへの挑戦となります。このたび編纂された私の英文メッセージ集、eBook「文明の危機」は福島の実態を伝えることに出来るだけ留意しており、ご報告した通り内外で反響を呼んでおります。福島隠しへの挑戦となリ得ましょう。

福島の現状は深刻です。大飯原発差止原告団団長の竹本修三京大名誉教授からこのほど下記の見解が寄せられました。


1.東北地方太平洋沖地震(Mw9.0 )で割れ残った領域の動きが心配です。この地震では南北約500km、東西約200kmの領域が一度に破壊しました。しかし海洋性の太平洋プレートと陸側のプレートがせめぎ合っている場所で、房総沖と十勝沖が割れ残っています。十勝沖はさておき、房総沖で海溝型巨大地震が起これば、首都圏も津波の被害を受けるでしょう。そうなると日本の経済は壊滅状態になります。そうなると、「東京オリンピック」どころではなくなりますね。


2.福島第一原発に関して、私が一番憂慮しているのは2号機の問題です。1,2,3号機が稼働しておりましたが、1,3号機は建屋が吹っ飛び、放射性物質を大量に吐き出しましたが、2号機は陰に籠っています。メルトダウンからメルトスルーした燃料屑が現場にそのまま残されています。福島第一原発が、そう遠くない時期に震度7の揺れに見舞われることは間違いないと思いますので、そのときに2号機がどうなるかを考えると、身の毛がよだつ思いが致します。


この見解に関して鳩山友紀夫元総理より下記のコメントが寄せられました。

「京大の名誉教授のご指摘はまさにその通りと存じます。先日の東日本大震災の余震を経験して、さらに巨大な地震がこの地域を襲う可能性を無視してはなりませんし、そのときには2号機が最も深刻でしょう。私どもは当初から、石棺の必要性、錫などの金属の投入を主張しておりました。周囲を凍結させるなどと言った全く不可能な手段がなぜ採用されたのか分かりませんが、東京オリンピック/パラリンピックを行なう余裕があるならば、そのお金を全て原発事故の対策に投入すべきです。そして、放射能汚染の深刻さを日本国民に知らせるべきです。甲状腺癌の広がりの事実を知らせ、国としてしっかりとした対策を講じるべきです。世界の人々は知っているのに、日本国民に真実を知らせない政府の罪は極めて重いと言わざるを得ません。」

このように2号機問題は、世界の耳目を集めた4号機危機に劣らない深刻な緊急課題と思われます。福島事故処理は東京五輪どころではないと思わせるこうした課題が山積しております。


貴総理のご指導とご尽力を心からお願い申しあげます。

 敬具

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